らくpsychoブログ

べてるの家と筑紫哲也さん

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/11/08/01.html

キャスターの筑紫哲也さんが亡くなった。ご冥福をお祈りしたい。

筑紫さんと、というか、ニュース23にだいぶ以前にその中継の場所にいた。北海道浦河町にある精神障害のある人たちの自助組織べてるの家が特集された時のことだ。たしか2000年くらいのことだった。

私は、自分の外来に来ている人達が出演するので、興味があって最後尾にいた。だからテレビに映ることなどなくて、よかったのだが、インタビューの内容などもよく覚えていない。

覚えているのは、筑紫哲也さんという人がべてるの家というものに興味を持ってくれたということだ。そういうことへの興味もあるのだなあと思ったのだ。政治関連の報道をかなり熱心にやっておられた方だという認識が私にあったので、精神疾患にも興味があるとは思えなかったのだ。でも、メンバーたちの話を聞いていた時、なぜだか、よかったなと思えた。

なにが、よかったのかよくわからない。ただ、筑紫さんの天職はおそらく知られていない何かを伝えることだったのだ。それが果たされた瞬間を私はみたのだ。それが、私にとってありがたかったということかもしれない。

いまや、べてるの家は精神科関係の見学者がひきもきらずに訪れ、私も浦河日赤病院をやめてから二回見学した。

メンバーは、見学者の対応にも優れてしまい、私の知っていたメンバーたちは人と接するのが楽しそうだった。

筑紫さんが、べてるの家がこうなるきっかけを作ったかどうかよくわからないが、べてるの家がさまざまな人に知られる過程で筑紫さんがおられたと思えた。

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